2014年12月17日(水)聖光学院様でレゴ・ワークショップを実施しました。
参加者は中学2年生の生徒さんです。

参加されたみなさんは5月に行われる文化祭に向け、「どうしたらより良い文化祭になるの?」について取り組んでいて、文化祭の成功という目標に向うべくお互いをもっと深く知り、密な意見交換を行えるようになれたらとレゴ・シリアスプレイワークショップが導入されました。

教室に入ってきた際は少し緊張した表情でしたが、各ワークショップを進めるに連れてとてもアットホームな雰囲気になっていました。

取り組むテーマも使うブロックもみんな同じですが、表現される物は様々。
我々も見ていて「なるほど!」「おもしろい!」と感心の連続でした。

ワークショップはスピーディにどんどん進んでいきます。

「小さいころ好きだった物(事)」
「最高なファミリーレストラン」
「最悪な遊園地」
「ディズニーランドが来場者に提供しているもの」

それぞれのテーマをレゴで表現していきます。

小さいころについてのワークショップで自分について皆に知ってもらい、「最高なファミリーレストラン」と「最悪な遊園地」、「ディズニーランドが来場者に提供しているもの」では良いサービスと悪いサービスに関する考えを深めていきます。

最後は「文化祭を・・・」というテーマで自分たちの文化祭が誰のためにどうあるべきかを考え、レゴで表現します。

皆それぞれ表現は異なりますが、「来た人に気持ちよく過ごしてもら」「主催側も客さんも楽しんでもらいたい」など共有の意識があることを再認識していました。更には、より具体的に「お客さんも参加型の展示会にしよう!」などの企画も出て、生徒さん自身も文化祭のイメージをより明瞭にした様子でした。

そして何よりも驚いたのが、生徒さんたちがどんどん積極的にコミュニケーションをとっていた姿です。

「これはどういう物をイメージしたの?」「ここはなんでこの色のブロックを使ったの?」など、自然と会話が生まれていました。

これには参観していた聖光学院の五十棲先生、名塩先生もとても驚かれていました。

文章や対面ではかしこまってしまったり緊張したりしてしまいますが、「レゴ」という遊びの延長のツールをきっかけにすることで、短い時間で気軽に話すことができるようになります。。

みなさんのとても素直で真剣な様子が印象的でした。

5月の文化祭の大成功を祈るばかりです(^^)
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